【入所担当が教えます!】特養への早期入所を実現する方法
都心部の特養の待機者数は「300名」以上!?一体いつになれば入れるの??
『わたしの母は、一年前に申し込みをしたから、きっともうすぐ入所できるはず』
いいえ、それではいつまでたっても特養に入れないかもしれません。
要介護高齢者の家族には、早めに申し込んでおけば、だんだん順序があがってきて、いつか入れると思っている方がいます。
それは誤解です。特養への入所は先着順ではありません。
空きが発生した時点で、もっとも困っている人を優先します。必要性の高い申込者から優先されるのです。
要介護度の高さ、介護の困難度を基準にして、介護をする側が選びます。要介護度が高く、めんどうを見てくれる家族がいなければ、あなたの母親の前に割り込まれるのです。
だから、ただ申し込んで待っているだけでは、なかなか順番が回ってこない可能性もあります。
【特養の現状】
特養は、全国に約8000か所あり、約51万人が入所しています。ほぼ満室(満床)状態で、おどろくことに入所を待つ人の数(待機者数)は、おなじくらいの52万人といわれています。
入所しているひとの9割は、要介護が3以上で、待機者は要介護度1または2の人が多くふくまれています。
そこで、もっと特養を増やしてほしいという国民の声があがっています。しかし、これからの介護保険財政の将来を考えると、新たな特養を建設することは難しい状況です。
さらに法律の改正で、入所対象者を要介護度3以上にしました。入所はより狭き門になったのです。
もちろん要介護度は2以下でも、単身で暮らす認知症を患う高齢者のように在宅では生活が困難な人もいます。ほかにも知的障害、精神疾患、深刻な虐待の疑いなどで特養以外での生活が困難な事情がある場合は、特例的に入所できる場合があります。
要介護度が「2」以下でも、在宅生活が困難なひとの居場所を確保するために、入所が認められる可能性は残されているのです。
じつは、いくつかのコツを知っていれば、特養に早期入所できる可能性があがります。このサイトでは、一日もはやく特養に入るための方法をお教えします。
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